足関節骨折は足首を捻って起きてきます。前述したとおり、足関節は大きく外くるぶし(外果)と内くるぶし(内果)に分かれます。そして、捻った程度によって①外果骨折のみ、②外果骨折と内果骨折、③外果骨折、内果骨折に加えて後方部分の骨折(後果骨折)と段階的に酷くなってきます。
外果骨折のみでズレていなければ、ギプス固定で治療可能と思います。しかし、関節の所での骨折ですのでズレた状態で骨がくっつくと将来関節の軟骨が傷んでくる変形性足関節症になる危険が高くなります。そのため、外果骨折だけでもズレていれば手術をした方が良いと思います。また、外果骨折と内果骨折の両方が起きてくれば足関節がグラグラですので基本的には手術をした方が良いと思います。
では、また。