先日、腰部脊柱管狭窄症⑤のところで申し上げた神経根ブロックについてです。クリニックにある模型で説明させて頂きます。下の模型にあるように腰には神経が左右に何本も走っており、神経ごとに症状が異なります。実際の臨床症状とMRI画像を併せて障害が予測される神経1本に狙いを定めて痛み止めを打ちます(下の画像の注射器のように)。実際にはレントゲン透視という機器でレントゲンを連続撮影しながら行います。神経に直接当てるので当たったときの痛みが強い反面、痛みの改善も強いです。
 では、また。