腰部脊柱管狭窄症の診断についてです。レントゲン写真で骨の変形の程度を確認します。具体的には側弯症、腰椎変性すべり症についてチェックします。レントゲン写真では神経の状態は全く分からないので、さらにMRIを撮影して神経の状態を確認します。神経が圧迫されていると腰部脊柱管狭窄症と診断されます。
治療は、①薬剤、②神経ブロック注射、③手術に大別されます。神経症状の程度によりますが、体に対して低い侵襲の治療をまず行っていきます。症状が改善しない場合は段階を上げていきます。ただし、神経症状が重篤であればいきなり手術になることがあります。
では、また。