引き続き腰椎椎間板ヘルニアの手術(ラブ法)について説明をしていきます。腰椎を後ろから見た所の模型を添付します。赤の点線が椎間板のある場所になります。ヘルニアが左側にあると仮定して説明をしていきます。先述のように、ヘルニアが靭帯下突出型や経靭帯突出型の場合はヘルニアが椎間板近くにあるはずですので、椎間板を中心とした所が手術をする部位になります。開窓術の片側分だけを削る事(片側開窓術)で対処可能です。黄色靭帯を外して、硬膜を避けると奥にヘルニアが出てきますので切除して終了となります。
では、また。